特別セミナーを受けてきました

2014/10/22
久しぶりに神戸の師匠の店に行ってきました。
まだここに移る前の店をドキドキしながら訪ねたのは12年前の暑い夏の日…あれから何とかコーヒー職人の端くれとして頑張ってきたつもりでいましたが、念願だったブラジルミッションを終えて、最高品質の素材をエンドユーザーにキチンと提供する責任感みたいなものを痛感しております。
俺のコーヒーはこれでいいのか…
ということで本日カッピング&焙煎の特別セミナーを開催してもらいました。
いつ行ってもピカピカの店内に所狭しと生豆が並んでいます。
圧巻の焙煎室…
このコーヒーにはビックリさせられました…例えるならまるでフルーツ…
最初は余裕の表情でしたが…
ファーストカップでコーヒーの持つボディー&フレーバーの擦り合わせ。
ACE(ALLIANCE FOR COFFEE EXCELLENCE)のトレーニングチャートに沿って焙煎の説明を受けて、焙煎時間の短いもの、ベストなもの、長いものを実際カッピング…ここで午前が終了。
 
昼食の後、ダンパーを閉めすぎたもの、ベストなもの、開けすぎたものの違いをカッピング。
投入温度の違いによる味の出方をカッピング(高すぎるもの、高いもの、ベストなもの、低いもの)。
 
深煎りの豆で焙煎時間が早すぎるもの、ベストなもの、遅いものの違いをカッピング。
 
最後に僕が今日持っていったブラジルの豆と色々な店から送られてきたコーヒー豆をカッピング。
 
まあなんて内容の濃いセミナーなのでしょう…
 
「答えはカップの中にある」もっともっと自分の味覚を鍛える事を痛感。カップが取れなければ話になりません…
たまにはこんな顔もするのです…
最後に届いたばかりのブラジルのサンプルを焙煎してカッピングさせていただきました。
一度に盛りだくさんの内容でまだ十分に消化できていませんが、その答えを僕は僕の焙煎室で見つけていくしかないのです…まだまだ未熟者ですが気持ちはいつもあの日のままで…僕のコーヒーはまだまだ美味しくなります…PEACE!
最後にお忙しい時間を僕のために割いていただいたマツモトコーヒーの師匠、スタッフの皆様、僕がこうしてコーヒー屋を営んで行けるのも皆様のサポートがあってこそ…精進しますので、末長くよろしくお願い致します…重ね重ねPEACE!